【アスリートタウン延岡の猛者①】松田丈志

アスリートタウン延岡は様々な選手を育んできました。

今回は延岡市出身の元競泳選手でオリンピックにも3度出場されメダルも獲得した松田丈志さんをご紹介いたします。

エピソードとして地元で有名な話があります。松田さんは幼い頃「東海スイミングクラブ」で水泳を始められたそうですが、その施設(東海中学校プール)が伝説でした。というのはその施設は室内ではなく屋外にあったのですが、要はビニールハウスです。冬場の寒さを防ぐために苦肉の策としてプールをビニールで囲い練習する施設だったようです。クラブ発足当時はビニールも無く冬場の水温が10℃を下回ることがあったようで、見かねた父兄他関係者が廃品回収等でお金を貯めて施設を導入したようです。そのある意味松田伝説の象徴であった旧東海中プールも現在は解体され、新しく生まれ変わったようです(建設中?)。

(松田丈志氏)

さて、忘れてはならないのが東海スイミング時代に出会い、オリンピックまで苦楽を共にされた恩師・久世コーチとの出会いです。その存在は大きかったようで、ことあるごとに松田選手は久世コーチに感謝の意を表しています。久世コーチは旭化成出身の元水泳選手で引退後ボランティアとしてクラブの指導をされたようです。恩師との出会い、ビニールハウスでのひたむきな鍛錬があり、オリンピック選手の基礎がここ延岡市の小さい、そして寒い施設で育まれたことを思うと誇らしく思います。

松田さんは引退されてましたが、最近、テレビでよく拝見するようになりました(サンデーモーニング等)。東京方面にお住まいを移動されたようですが、延岡市民にとって身近な存在です。