【用語】地目

不動産用語で土地の種類を表す「地目(ちもく)」(不動産登記法)というものがあります。

これはその土地がどのように使われているかを表しています。

【地目一覧】

宅地 学校用地
鉄道用地 塩田 鉱泉地 池沼
山林 牧場 原野 墓地
境内地 運河用地 水道用地 用悪水路
ため池 井溝 保安林
公衆用道路 公園 雑種地

これら地目は登記簿をとれば誰でも調べることができます。ほとんど目にしないものもありますが、宅地や田・畑・山林・雑種地等は不動産取引の際に頻繁に登場します。

地目は変更があれば一定期間内に地目変更を登記しておくことになっています。ということは、登記簿を調べることによって過去の地目(用途)が分かります。

ということで、現在「宅地」でも過去は違っている場合があります。例えば過去「池沼」だったことがわかれば、近年の大地震で気になる液状化現象対策になるわけです。

ちなみに固定資産税が高額になるのはやはり「宅地」です。宅地はどのようにも活用できるので選択肢も広いですし、その土地の周囲が市街地的な発展をすることでさらに価値が上がる可能性もあります。逆に固定資産税が低額になりやすい地目としては「山林」「田」「畑」「池沼」等です。

 

 

※延岡市の不動産・株式会社つねとみ不動産